構想を、手の線で確かめる。
ラフスケッチ
全体のカタチは、ゆるやかに縁を落とした円形。角がなく、どこに座っても心地よい。 縁はやさしく面取りし、下から間接光がもれる。脚は内側に向けてなだらかにカーブし、包みこむような形をしている。
中央の光の下にはセンサー群を内蔵する。声のトーンや会話のリズム、室温や空気の質を そっと感じ取って、光や色でフィードバックする。数字ではなく、明るさで伝える。
- 無垢材(くるみ材など)
- 和紙/透過素材
- 真鍮
- 高さ 250mm
Home × Care × Memory × Technology
― 家族の感情がめぐる、心の中心 ―
人が自然と集まり、会話が生まれ、沈黙も心地よい。
家族の気配や感情を感じ取り、そっと寄り添うちゃぶ台。
80cmのちゃぶ台を囲んで人が向かい合うと、
「半径1.5m」の空間がゾーンになる。
その円のなかでは、声の大きさも、視線の距離も、沈黙の重さも変わる。 顔を上げれば相手がいて、手をのばせば湯呑みに届く。家族が家族でいられる距離が、そこにある。
「僕の頭の中のちゃぶ台」は、この 半径1.5m を守るための道具です。 効率のためでも、管理のためでもなく、関係のために置かれる。
手で描いた一枚のスケッチから、寸法が決まり、素材が決まり、暮らしの中に置かれ、 やがて世界の展示会へ。5つの段階を、順に追っていきます。
ラフスケッチ
全体のカタチは、ゆるやかに縁を落とした円形。角がなく、どこに座っても心地よい。 縁はやさしく面取りし、下から間接光がもれる。脚は内側に向けてなだらかにカーブし、包みこむような形をしている。
中央の光の下にはセンサー群を内蔵する。声のトーンや会話のリズム、室温や空気の質を そっと感じ取って、光や色でフィードバックする。数字ではなく、明るさで伝える。
プロダクトデザイン
直径900mm、高さ250mm、重量およそ18kg。天板は無垢材(オーク/ウォールナット)のオイル仕上げ。 中央部は和紙と透過アクリルを真鍮リングで納め、内部フレームのアルミニウムが放熱を兼ねる。
天板厚45mm、エッジはR5の面取り。中央の発光部 φ220 には調色・調光可能なLEDと、 センサー基板、スピーカーを収める。技術は、すべて天板の下へ。
製品化イメージ
側面にファブリック(ナチュラルグレー)をまとい、やわらかな存在感を持たせた姿。 天板と脚部はオーク無垢材のまま。通信は Wi-Fi 2.4GHz と Zigbee 3.0 に対応し、 温度・湿度・照度・人感・音・振動・VOC・気圧を捉える構想です。
照明、環境モニタリング、シーン制御、音響、通知。それらをばらばらの機能としてではなく、 ひとつの「感情インターフェース」としてまとめる。
家庭設置イメージ
リビングに置けば、家族が自然と集まる中心に。和室では畳や座布団と調和し、落ち着きのある空間に。 子ども部屋では、学びや創造の時間をそっと見守る存在に。
いまの空気、会話のバランス、くらしのリズム。家族の気配を、 グラフや通知ではなく光として、やさしく可視化する。見張るのではなく、見守る。
CES展示イメージ(構想案)
テクノロジーで「情報」を見る時代から、テクノロジーで「つながり」を感じる時代へ。 展示で描くのは、4つの体験です。
集まる ― 人が近づくと、光がやさしく点灯し、そっと迎え入れる。
感じる ― 家族の気配や会話の空気を捉え、中央の光が変化する。
つながる ― 可視化された空気が、会話のきっかけを生む。
見守る ― そっと見守り、必要なときにやさしく知らせる。
ブースは日本の「間(ま)」や「余白」を大切にした空間として構想しています。
中央の光は、呼吸するようにゆっくり明るさを変える。 いま、この部屋がどんな空気なのかを、言葉のかわりに色で伝える。
あたたかな光
やさしいピンク
澄んだ青
やわらかな白
※ 本ページに掲載しているビジュアルおよび仕様は、すべて構想段階のイメージです。 製品化された内容や、提携・受賞の実績を示すものではありません。